台湾一周のんべんだらり歩行

台湾を歩いて一周(環島)する日記

【台湾徒歩環島】20日目 高雄~新園

今日は新園まで。地図で見ると、何もない小さな小さな町。
元々の予定は新園の少し先、東港という港町だったけれど、ウェイチンの同僚(隣の席らしい)の人が新園に住んでいて、空いている部屋があるから泊めてくれるというので、お言葉に甘えてお邪魔することにした。



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早朝の愛河。朝早いと静かで涼しい。


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高雄を抜ける1号線は恐ろしく単調だけど、歩きやすいのでスピードは出る。


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ウッディー。必死にしがみついてる。


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台湾はちっさな街でも市場があり活気がある。


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最近一番のお気に入りのコンビニおやつ。
ホットドッグ売り場にパンが別売りされているので、自分で挟んでレジに持っていく。


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道が歩きやすいのもあるけれど、一日休んだ甲斐もあってかペースもいいし余裕もある。


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コンビニで若い男の子達がスポーツドリンクを持って待っていてくれた。バイク環島中の子達で、さっき追い抜いていったらしい。若々しい。


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その後に出会った自転車環島の男性。テンションが高い。自転車を降りて押しながら並んで歩いてくれる。かなりガッツリ話し込み、最後は環島と関係ない趣味や恋愛観にまで話が広がる。けっきょく新園の分かれ道まで二時間近く一緒に歩いた。
新竹でシェフをしていて、環島後に新竹行けば料理を作ってくれるらしい。



自転車の彼と別れたら、ウェイチンの同僚の家はすぐそこ。30分程の距離だ。
とりあえずもうすぐ着きますと連絡を入れると、表の入り口開けて待ってるから頑張ってと返信が来る。
GPS を頼りに歩いていくと、指定された場所で賑やかなパーティーが開催されている。番地も間違いない。パーティーの輪の中に入っていくと、みんなポカーンとしている。名前を確認したら全然違う。
とにかく女性が多くて、次から次に質問が飛んでくる。
とりあえず道に迷っている徒歩環島の日本人だと言うことを説明すると、なぜかパーティーに混ぜてもらえる。飲み物やケーキに果物をいただき、記念撮影が始まる。


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怒濤のおもてなしと質問の中、まずウェイチンの同僚の人にライン通話をしてみるも繋がらない。そこでウェイチンにかけてみる。
電話越しに何が起こっているのかの説明に戸惑っていると、女の人が私が説明してあげるからというので電話を渡し、変わりにパイナップルを渡される。
そんな感じでよくわからないままバタバタしていると、男の人が家の前に。同僚の人だった。
ウェイチンが電話して、裏の家に迎えに行ってあげてと言ってくれたらしい。僕がいたのは同じ建物の裏側だった。



同僚のテイさんの家に無事に辿り着き少し休憩。
僕が一日歩いているから観光はほとんどしていないと言うと、奥さんが帰るまで時間もあるし、ゴミだしの後に東港にバイクで連れていってくれると言うことになる。



マグロで有名な東港をバイクで一回りして、東港宮へ。
廟ではよく週末に廟と廟の交流があるらしいのだけど、この日は台中から御輿がやってきて賑やかだった。
そして何故かこの間の写真がアニメーションになっていて添付できないのが残念。
まず祭りが始まると大音量の爆竹が響き渡る。それに続いて様々な武器を持ったおじさんが舞いながら出てくる。
例えば鉄球に針がついた、北斗の拳のザコキャラが持っているようなのをブンブン振り回し、自分の背中に優しくチョンと当てる。
かと思えば、剣にこれまたトゲトゲが付いたのを華麗に振り回し、頭にチョンと当てる。
そんな隊列が続くわけだが、自傷のところだけはみんなとにかくソフトタッチ。
なんだインチキかと思い白けて見ていたら、しばらくするとみんな流血、背中や顔面が血まみれになっている。
さっきまでの白けた気持ちは吹き飛び、見てるこっちまで痛くなるくらい派手に流血している。ソフトタッチだとバカにした自分が恥ずかしい。

そんな廟見学を終え、バイクでサイクリングロードをぶっ飛ばし帰宅。歩いてる身としては、風を切って走るのが気持ちいい。



帰宅し奥さんと合流。三人で近所の牛肉専門店へ。牛肉湯と色々をごちそうになる。


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家に帰りコーヒーを飲みながら談笑。

朝早いということもあり、早目に部屋に案内してくれる。体は疲れきっているので、これは正直凄くありがたい。
洗濯もしておいてくれるというのでお願いする。
朝も僕の起床時間六時に合わせて、朝食まで用意してくれるという。
突然の訪問なのに、何から何までありがたい。



一人部屋で綺麗なベッドなんていつぶりだろう。
おかげでぐっすり眠れました。


何故かGoogleのタイムラインが表示されないので、距離不明……