台湾一周のんべんだらり歩行

台湾を歩いて一周(環島)する日記

【台湾徒歩環島】35日目 宜蘭県東澳~宜蘭県羅東

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遠くから見た東澳と海岸。小さな村と文句を言ってたけど、息を飲むほどの綺麗な海が広がる。
心配していた天気予報はハズレ、見事に晴天が広がる。



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久々の徒歩環島の人に出会う。
金崙で女の子に会って以来な気だろうか。
花東公路海線は徒歩の人に敬遠されているし、蘇花公路も飛ばす人が多いので、なかなか出会わなかった。
僕は彼で六人目の徒歩環島の人との出会いになるが、彼は二十数日目で初めてだと言う。
以前会ったおじさんは、すでに十人以上と言っていたし、タイミング次第ではこんなにも差がでるものか。
彼はテント持参でかなり倹約をしているらしく、媽祖廟で無料で飯を配布している情報などを教えてくれる。



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南方澳の岬が見えてくる。
ここまでくれば蘇澳も目と鼻の先。心配していた蘇花公路を無事に通過できたことに胸を撫で下ろす。



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蘇澳に到着。
久々の視界一杯の賑やかさ、こちらの気分も盛り上がる。
蘇澳には世界的にも珍しい炭酸の冷泉があるので、観光客が多いんだろうか。
大好きな焼き餃子の店でお腹を満たし、浮かれていたからかザックを忘れて店を出るという間抜けを演じる。
そのまま百メートルくらい歩いたところで、餃子屋のおばちゃんが追いかけてきてくれた。

「リュックを忘れるなんて思わないから、吃驚したよ!」

「自分でも思わなかった!」

二人で大笑いする。
自然の大絶景もいいが、やっぱり街の喧騒も大好きだ。



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蘇澳から羅東へ向かう途中、祭りに鉢合わせする。
土日はしょっちゅう騒いでるか、今日のはなかなか規模が大きい。
台湾の人は、ほんとにお祭り騒ぎが大好きだ。



羅東の街に着き、この先の予定を確認する。
四十日以内に台北に戻り環島を終えないといけない。東部に入りかなり飛ばして来たが、だいぶ目処がついてきた。
明日は礁溪までの20㎞ほど歩き、ゆっくりすることゆした。礁溪は有名な温泉地でもある。