【台湾徒歩環島】40日目 基隆~台北
GoogleマップのGPS機能は本当に便利だ。環島中どれだけお世話なったかわからない。目的地さえ入力すれば、すぐにそこまでの最短ルートを教えてくれる。
ただひとつ油断してはいけないことがある。交通手段を歩きに設定すると、歩きならどこへでも行けるとでも思っているのか、どんな路地裏だろうが、登山道だろうが、とにかく最短距離のルートを教えてくる。
最初はまだよかった。
わけのわからない高架や朝市を突っ切って行くけれど、人気があり、道がある。
それがいつの間にか路地裏へ路地裏へと誘導され、人の家の庭のようなところまで歩かされる。今さら大通りにも戻ることはできない。
丘の天辺にある寺を抜け、ちょっとした登山道を歩き一山越える。
そして今度は坂を下る。
下りきった先でようやく環島1号線と合流。その後は川沿いの遊歩道を歩き、片側二車線の広い通りを歩き、徐々に大きなビルが増えてくる。
遠くには台北101のシルエット。
「歡迎光臨台北」の看板。
松山駅が見える。
駅構内。
ゴール。
これで、僕の環島は終わり。
この後すぐ、台湾に到着した奥さんと合流し、一週間の台湾観光(電車環島)をして日本に帰国。
今回のこの40日間の環島で、たくさんの台湾の人に出会い、助けられ、一緒に笑うことができて、最高の時間が過ごせました。
歩くだけの単純な毎日が、こんなにも楽しくて、愛しく思えたのは、出会えた台湾の人達のおかげだと心から思います。
本当にありがとうございます。
そして台湾行ってくると言った僕を、嫌な顔することもなく見送り、一ヶ月半日本で応援してくれていた奥さんには、本当に感謝しています。
ありがとう。
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