【台湾徒歩環島】37日目 宜蘭県礁溪~宜蘭県大里
昨日に続き今日も20㎞ほど。
大した距離じゃないので、バックパッカーズでトーストを食べ、朝はゆっくりと出発する。
歩き始めてしばらくは街が続くが、海岸へ近づくにしたがい徐々に田舎の景色に変わっていく。
外澳以降は、また右手には海が広がる。
南部から北部まで、ほとんど右手に太平洋を見て歩いてきた。
途中から雨が降りだす。
小雨になることはあるが止むことなく降り続けた。
トラックの割合は高いが、交通量自体が少ないのでまだ救いがある。
大里の町に着き絶句。なんにもなかった。
一応GPSで調べて、駅がありバックパッカーズもある。コンビニもあったと思ったんだが、コンビニはなかった。
とりあえずバックパーカーズへ向かう。
宿で聞いてみると、通り過ぎてきた大通り沿いのビンロウ店で食事ができるが、もうすぐ閉まると言うのでチェックインを済ませ急いで向かう。
恐る恐るビンロウ店の奥を覗き込むと、確かに食事をしてるおじさん二人、奥のテーブルにはカップルが。オープンな厨房で料理を作るおじさんと大声で世間話をしている。
狭い室内を見回すと空いている机がないので、おじさん二人に相席をお願いする。
机を見るとおじさん二人は刺身をつまみにビールを飲んでいる。刺身は鰹だと言う。
それを真似て僕も刺身とビールに炒飯を注文。久々の刺身は格別に美味い。
おじさん達と乾杯をして夕飯が進む。
日没後ドミトリーに帰ると、同室には誰もいない。
北部に入ってから、ドミトリーなのに一人が多い気がする。