台湾一周のんべんだらり歩行

台湾を歩いて一周(環島)する日記

台湾徒歩環島の靴まとめ

長距離を歩く時に、結構悩むのが靴選びだと思います。
自分の足に合った、履き心地の良い靴が既に決まっているなら問題ありませんが、そうでないと迷います。そして実際に自分でしばらく履いて歩いてみないと、それが正解かどうか結論がでません。
僕は今回の装備で一番失敗したと思ったのが靴選びなので、参考になるかは微妙ですが書いておきます。



【ルナサンダルベナード】

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僕は今回、ルナサンダルのベナードというモデルを履いて歩き始めました。
日本から持っていった履き物はこれ一足で、履いた状態で出国しました。
ルナサンダルは走れるサンダルと言われていて、ナチュラルランニングやトレイルランニングをしている人の間ではかなり有名です。
僕はサンダルで走る趣味はないのですが、普段登山の時、テン場で使うサンダルとして所有しています。ベナードはルナサンダルの中でも最もミニマムなモデルになるので、軽量でかさ張らず重宝しています。
サンダルで歩こうと思ったのは、台湾が四月でも暑いこと、歩く道が全て舗装路だということがまずあります。
そして以前ニュージーランドロングトレイルした際に、登山道以外はルナサンダルで問題なく歩けました。雨で靴が濡れて乾かないということもないし、豆ができないというのも僕にとっては大きな理由です。
しかし、今回の台湾環島では足裏の指の付け根が痛くなり、けっきょく嘉義でナイキのシューズを買うことになりました。
ニュージーランドでは痛くならなかったのに、なぜ台湾で痛くなったのか、理由はハッキリとはわかりませんが、いきなりサンダルで硬いアスファルトを歩き続けたので、足の裏の同じ箇所に常に負荷が掛かり、休まることがなかったのかもしれません。
ニュージーランドでは大部分がトレイルだったので(トレイルでは靴を履いていました)、アスファルトが何日も続くという状況がありませんでした。
とは言え、環島の東部からは豆に悩まされ、けっきょくサンダルに戻り、それ以降は最後までサンダルを履き歩き通しましたが、足が痛くなることはありませんでした。慣れたら大丈夫なのかもしれません。
つまり、よくわかりません。




【ナイキフリー】

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嘉義でナイキフリーを選んだのは、単純に値引きしていたのと、以前に履いていたことがあったので、足に合わない確率が少ないと思ったからです。
履いた感じは可もなく不可もなくでしたが、ナイキフリーを履いて以降、足の裏の痛みは徐々に治っていきました。
最大の問題は豆です。豆はなり易い人となり難い人に別れるのか、僕は靴を変えようが靴下を変えようが、サンダル以外は豆になります。逆にならない人は何やってもならないと聞きます。
一度豆ができて皮が固くなると、それ以降は問題ないのですが、それまでが地獄です。
今回は特に、小指の爪まで皮ごと剥がれてしまったので大変でした。





サンダルと靴、個人的にどちらが好きかと言えば断然サンダルです。
単純に気楽で気持ちがいいので、もし同じ条件でもう一度歩くなら、ルナサンダルのモノ(厚底のタイプ)を選ぶと思います。
ただ舗装路歩きとは言え、ガラスの破片が落ちていたりと怪我のリスクがあります。
それを考えると、靴の方が安全なのは確かだと思います。
因みに出会った歩き環島の人で、サンダルを穿いてる人はいませんでした。
スポーツ用のスニーカーの人もいましたが、しっかりしたトレッキングシューズの人が多かったように思います。