台湾一周のんべんだらり歩行

台湾を歩いて一周(環島)する日記

【台湾徒歩環島】39日目 九份~基隆

f:id:senyikang:20180527131856j:plain

f:id:senyikang:20180527131951j:plain

九份から基隆は目と鼻の先だ。
昨日予定外に長距離を歩くことになったので、今日は20㎞もない。
九份から港が見えるが、たぶんあれが基隆なんじゃないだろうか。
昨日とは打って変わり、ダラダラと坂を下る。



f:id:senyikang:20180527132915j:plain

f:id:senyikang:20180527133218j:plain

瑞芳の街に着き無駄にカフェでのんびりする。
物足りない気もするが、昨日の無理が祟り足はガクガクしているからちょうどいいかとも思う。



f:id:senyikang:20180527133830j:plain

f:id:senyikang:20180527133931j:plain

昨日みたいに無茶苦茶だと考える余裕がないけど、余裕があると色々考えてしんみりしてくる。
昼飯を食べていても、こんなふうに飯屋のおじさんと喋りながら飯を食べたり、行く先々で色んな人と出会うことも明日で終わるのかと思うと、悲しくて仕方ない。
もちろんこれからも台湾には来たいし、こんなに大好きな国が隣にあるんだから、実際何度も来ると思うけど、やっぱり徒歩環島とは少し違う景色になるんじゃないかと思うと、終わりは寂しい。



f:id:senyikang:20180527135554j:plain

f:id:senyikang:20180527135619j:plain

基隆は日本人にも過ごしやすそうな街だった。
街の中心のに日本食が集中していて食べるものに困らない。はま寿司、丸亀、日本食の食堂、すき家等々。
以前は無かったように思うが、ビルの1フロアが綺麗なバックパッカーズになっていた。宿の夫婦は陽気で親切。



f:id:senyikang:20180527141502j:plain

f:id:senyikang:20180527141606j:plain

基隆廟口夜市は規模も大きく毎日営業しているし、店の大半は昼間から営業しているらしい。
海鮮料理を中心に美味しそうな屋台が整然と並び、看板にはわかりやすいように番号や日本語表記もある。
台北からも近く美食夜一として知られるだけあり、観光客で溢れている。
食べ物の充実ぶりは、今までの夜市で一番な気がした。



f:id:senyikang:20180527142907j:plain

そう、つまりなんの不満もない。
宿では親切なオーナー夫婦に迎えられ、快適で清潔なベッドがある。
食べるものは安くて美味しく何でも揃う。
時間的にも無理がない。
なのになぜか港に行き呆けたようにポカーンとしてしまう。
明日でゴールだ。
僕の四十日の環島が終わる。